紛失!流出!
マイナンバー管理での
トラブル、早くも続出

紛失!流出!マイナンバー管理でのトラブル、早くも続出


マイナンバー、甘い管理 企業や学校、紛失・流出相次ぐ

「1月から本格運用が始まったマイナンバー(社会保障・税番号)制度で、個人番号が書かれた通知カードの紛失や番号の流出などのトラブルが相次いでいる。国はトラブルの全容を把握しておらず、番号変更の判断は自治体に委ねている。流出した番号が悪用される恐れもあり、国の個人情報保護委員会などが厳重な管理を呼びかけている(中略)
マイナンバー法では、従業員などのマイナンバーを管理する企業や学校は、情報漏れや紛失がないよう適切に管理する義務がある。過失での情報漏れや紛失だけでは処罰されないが、個人情報保護委が改善を求めても従わない場合に処罰が検討される。」

(2016年5月25日 朝日新聞 朝刊)より抜粋


情報管理意識の低さが目立つ
現状のマイナンバー管理

朝日新聞によると、今年から本格運用が始まったばかりのマイナンバー制度で、すでにトラブルが相次いでいるという。
そこで、マイナンバーの保管方法について調べてみたところ、マイナンバーの保管方法が決まっている企業のうち44%は「金庫や鍵付書庫」で保管しているという結果が出た。一見安全そうな「金庫や鍵付書庫」だが、さまざまな書類を出し入れする際に紛れて紛失してしまう恐れがあるので、極めて危険な保管方法だと言ってよい。管理担当者が誤って紛失しまったという事故も実際に発生しているようだ。取り扱う企業側も不慣れだということもあるが、それにしても情報管理意識の低さが目立つ。

<マイナンバーの保管方法>

マイナンバーの保管方法

マイナンバーの保管方法

今後利用分野が広がれば
さらに厳重な管理が求められる

流失したマイナンバーはどのようなところで悪用されるのだろうか。まず考えられるのが、他人へのなりすまし。例えば、不法就労者が入手し、他人になりすまして勤務先に出すというようなことがあり得る。今後マイナンバーの利用分野が行政や民間に広がれば、さらにさまざまな犯罪に使われるケースが出てくるだろう。

マイナンバーの保管・運用は
外部のシステムを利用するのが安心・安全

では、マイナンバーの管理・運用にあたっては、どのような対策をとればよいのか。
「金庫や鍵付書庫」で保管するのは、流出や紛失のリスクが非常に高いと考えられるが、「PCや社内のサーバ」で保管するのも安全とは言い難い。いくらロックをかけていても侵入される恐れがあるうえ、ウイルス感染等のリスクもあるからだ。いちばん安心なのは、信頼できる「収集・保管代行サービス」に保管を依頼することだ。自社で管理するということであれば、アクセス制限やログ管理等、セキュリティ機能が充実した「オンラインストレージサービス」を利用するのがよいだろう。

マイナンバーの保管・運用のポイント

POINT1
紙で保管は流出、紛失のリスクが最も高いので避けたほうがよい。
POINT2
ウイルス感染等のリスクもあるので、
PCや社内サーバでの保管は避けたほうがよい。
POINT3
安全に管理・運用するためには、セキュリティ機能が充実した
オンラインストレージサービスを利用するか、
信頼できる収集・保管サービスを利用するのがよい。